昨年の「メッツァビレッジ(metsä village)」オープンに引き続き、3月16日(金)に、いよいよオープンする「ムーミンバレーパーク」。オープンに先立ち、電車で行く際の玄関口ともなる西武鉄道「飯能駅」がリニューアルオープンをしたので、早速行ってきました!!今回のリニューアルは、西武鉄道がメッツァ全体の開業をきっかけに、飯能駅を観光拠点と考えた大幅なもので、なんでもフィンランドデザインを大々的に取りいれたそうですよ!
|木の温もりを感じる、本物の北欧デザイン!
今回のリニューアルは、本物の北欧デザインを目指すために、フィンランド国内のデザイナーによる公募型コンペを実施したそうです。フィンランド独立100周年事業として、フィンランド大使館も協力し、「N.E.O Ark(ネオ アーク)」が最優秀賞として選出されました。コンセプトは「Sykli(サイクル)」。
コンコースには、四方八方に自由に伸びて行く大樹の枝が表現された天幕が施され、その中をフィンランドの象徴とも言える「カモメ」が飛んでいます。
よく見るとカモメは全て同じ方向に向いて飛んでいます。向いている方角は改札なのですが、無駄に標識を作ることなく、オブジェを見ることによって自然と出口に誘われると言う、意味があるデザインの仕掛け。こう行ったところにフィンランドデザインの強みを感じます。
ホームごとに違ったテーマとデザイン
今回のリニューアルはコンコースだけではありません。コンコースから続く階段、そしてホームもフィンランドデザインがあしらわれています。1・2 番ホームの階段は「葦(あし)」を、3・4 番ホームの階段は「樹木」をモチーフとしたデザイン。樹木と、湖畔に生える葦を持ってくるのも「森と湖の国」と呼ばれるフィンランドらしい発送。そして「葦」のデザインは、立体的に作られていることもあって、下から見上げるとなかなかの迫力!
フィンランドデザインはホームにもあしらわれています。1・2番ホームは「春」、3・4番ホームは「夏」が表現され、飯能産の西川材を使用したモチーフが設置されていてベンチとして座ることも出来ます。自動販売機やゴミ箱も色が統一されていて、木のぬくもりがをホームでも感じられるスペースになってました。特急ホームは「冬」として、照明で粉雪を表現するそうなのですが、今回、特急ホームは撮影が出来なかったので、是非皆さんが直接ご覧になってみてください。
ホームの幹から伸びるコンコースの枝、そして行き先を指し示すカモメ、、空間全体を使い自然環境のサイクルを示しながら、人々の誘導を図る、コンセプト通りのデザインになっています。
気分を盛り上げてバスで「メッッア」へ!
飯能駅の北口にメッツァ行きのバス乗り場があります。目印はこの可愛らしいリトルミィの看板。「メッツァ」に着いてから北欧の世界が体験できるわけじゃありません。飯能駅に着いた瞬間から北欧の体験は始まります。そしてメッツァを出た後も、飯能駅を出るまで北欧の体験は続きます。是非飯能駅の本気を味わいに電車でムーミンバレーパークに行ってみましょう♪
以前LifTeで紹介した「メッツァビレッジ(metsä village)」の記事はこちら
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