フィンランド発祥のスポーツ「モルック」は、シンプルなルールだけど奥が深いので、一度やるとはまってしまう方が多く、近年日本でも人気急上昇中♪
爽やかな秋、アウトドアで楽しむのにぴったりなモルックのルールと、なぜモルックが楽しいのかを改めてご紹介♪
この秋は、アウトドアでモルックで楽しもう!
これだけ覚えておけば大丈夫!モルック基本ルール!
モルックに必要な道具は?
まず必要になるのは、もちろんモルックをするための道具。
最低限必要なものは、こちらの「モルック」と呼ばれる投げる木の棒(本場フィンランドのモルックは白樺で作られています)と、数字が1本1本書かれている「スキットル」と呼ばれる12本の木の棒。これだけでモルックはできちゃいます。
あと、投げる位置の目安になるように置かれる「モルッカーリ」があると便利ですが、こちらは無くても十分モルックは楽しめます。
モルックをプレイする人数はどれくらい必要なの?
次にプレイ人数ですが、モルックは対戦形式。つまり2人いればプレイが成立します。
2人で交互に投げていく、これだけで充分モルックの楽しみは体験できるはずです。
ちなみに、公式大会などでは、1チーム3人程度の対抗戦となることが多いため、4~6人いると、より深くモルックを楽しめます。
モルックは、どういう風にプレイするの?
続いてプレイ方法です。まず数字が書かれている棒「スキットル」を上記のような形に並べます。
必ずこの順番で並べるので、並べる際は写真を撮っておくか、スクリーンショットを保存しておくかして、見ながら並べるのがオススメ(何回かプレイすると自然と配置順は頭に入ってきます)。
スキットルから、3~4メートル離れた場所に目印をつけます。この目印が本来「モルッカーリ」になりますが、無い場合は線を書いてしまうか、棒などを置いておけばOK。
そして、この目印からはみ出ないように、モルックを交互に投げ合ってスキットルを倒していくのです。
モルックの投げ方は?倒したスキットルはどうするの?
モルックの投げ方は「下手投げ」です。野球のように上から投げてはダメ。ソフトボールのように下から投げるのがルールです。
下手投げであればモルックの持ち方は自由です。モルックの中央部分を持ってイラストの様に投げても良いですし、モルックの端を持ってモルックを縦にして投げても大丈夫。
倒れたスキットルは、倒れた場所でまた立て直して、その後次の人が投げます。この「その場で立て直す」というのがモルックが面白い理由の1つ。
ゲームが進んでいくと最初は塊だったスキットルがどんどん離れていくのです。
得点方法は?
得点カウントの仕方が面白いのもモルックの魅力。
まずスキットルが1本倒れた場合、スキットルに書かれた「数字」が、そのまま得点になります。
スキットルが2本以上倒れた場合は、倒れた「本数」がそのまま得点になります。
そして、倒れたスキットルが重なっていた場合は、完全に倒れていないスキットルはカウントされません。
上部イラスト右のパターンだと「10のスキットルが1本だけ倒れている」という形になるので10点となります。
どうやったら勝敗がつくの?
最後に勝敗方法です。交互にモルックを投げ、スキットルを倒し得点を重ねていき、最終的に「50点ピタリ」になった方が勝ちです。
そして、プレイしていると度々起こるのが「50点を超えてしまう場面」。その場合は、投げ手の点数は25点に戻り、また50点を目指します。
また、3回続けてミス(スキットルを1つも倒せない)した場合は失格となります(チームで行っていれば失格者はその後投げられなくなる。2人でプレイしていた場合その時点で勝敗が決定)。
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モルックはなぜ面白いのか
以上がモルックのルールです。これを覚えておけば誰でもモルックを楽しむことができます。
なぜ、モルックにハマる人が増えているのでしょうか。プレイすると分かるのですが、投げる=倒すというシンプルな部分と、どう50点を目指すか、またはどう相手を50点にさせないかという「戦略性」の2面性がモルックで体験できるからだと思います。
そしてモルックが「誰でも」プレイできるというのも大きなポイント。ルールがわかれば小さいお子様も参加できますし、お年を召した方も充分に楽しめます。男性の方が有利、女性の方が上手いということもありません。
モルックのキットがあり、2人以上集まるシーンがあれば楽しむことができる。それがモルックなのです。
今年の秋はアウトドアでモルックを楽しんでみませんか?
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