フィンランドのラップランド地方にある1軒の小さなホテル「メッツァペウラ」を舞台にした漫画「ホテル・メッツァペウラへようこそ」。
心温まるストーリー展開と、フィンランドの大自然の過酷さをしっかり描いている作品として注目をされています。
最新巻の4巻では、フィンランドのクリスマス事情が丁寧に描かれますよ〜♪
※「ホテル・メッツァペウラへようこそ」の1巻を紹介した記事はこちら!
日本と共通するクリスマスと意外なクリスマスを教えてくれる作品
フィンランドはサンタクロースの国というイメージを持っている方もいらっしゃると思います。
最新巻では子どもたちの目線を通したサンタクロース、そしてトントゥのことも描かれます。
そして意外だったのが、クリスマスイヴの日にお墓参りをする風習があること。
日本で言うお盆の感覚に近いのがフィンランドのクリスマスイヴなんです。だからこそ、クリスマスイヴの夜は家族で過ごすことが多いのがフィンランド。
こういったフィンランドの意外なところもストーリーを通して自然と学べるのが「ホテル・メッツァペウラへようこそ」の良いところ。
そして、主人公ジュンの複雑な過去がすこしずつ明らかになっていくサスペンスに近い要素、登場人物たちの心のふれあいが作り出す温かい雰囲気も楽しめます。
フィンランドのことをより深く知りながら、上質なストーリーも楽しめる「ホテル・メッツァペウラへようこそ」。多くの人に読んでいただきたい作品です♪
「ホテル・メッツァペウラへようこそ」書籍情報
■書名:ホテル・メッツァペウラへようこそ 4巻
■著者:福田 星良
■仕様:B6判 192P
■定価:792円 (本体720円+税)
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