年末年始のお休み中にオススメは読書!
読むだけで北欧を旅した気分になったり、北欧気分を満喫できる作品を紹介する「マンガで北欧を旅しよう!」の第3弾!
是非ゆっくり読書しながら北欧を満喫してみてくださいね♪
※「漫画で北欧を旅しよう!」の第2弾はこちら!
※「漫画で北欧を旅しよう!」の第1弾はこちら!
🇫🇮 苛酷な冬の暮らしも分かる『ホテル・メッツァぺウラへようこそ』福田星良 著
フィンランド北部のラップランド地方。老紳士たちが営む小さなホテル"メッツァペウラ"に吹雪と共にやってきたのは、刺青が入った謎の日本人青年"ジュン"。
なぜここに来たのか、なぜ刺青をしているの何もわからないジュンを老紳士は迎えてくれる。
ジュンが持つ謎が少しずつ明らかになって行く過程はもちろん、フィンランドの大自然を描いた描写、食べ物なども丁寧に描かれているので、ストーリーを追っていくだけで、フィンランドの事が少しずつ理解できるようになります。
特に森の描写がよく、フィンランド北部の冬の苛酷さもとても伝わって来ます。
『ホテル・メッツァぺウラへようこそ』は、現在3巻まで発売中。寒い冬、家の中で暖まりながらゆっくり読むのに最適の作品です♪
🇫🇮前向きな気持ちになれる『北欧こじらせ日記 移住決定編』週末北欧部chika 著
こちらは、AKB48・本田仁美さんが主演でドラマ化された、フィンランド愛が詰まったコミックエッセイ『北欧こじらせ日記』の続編『北欧こじらせ日記 移住決定編』。
移住決定編では、著者のchikaさんが感じるフィンランドの魅力も紹介されていきますが、注目したいのはフィンランドへ転職する過程。
寿司学校に通ったり、英語の勉強をしたり、様々な努力を重ねていきます。chikaさんの前向きな姿勢と、周りの協力のおかげで、少しずつ前進して行く過程を読むとこちらも前向きな気持ちになれるのです。
フィンランドでの生活に関しても書かれているのでガイド本としても活用できますし、2023年何か頑張りたいという方の背中も押してくれる作品です。
『ヴィンランド・サガ』26巻 幸村誠 著
LifTeでも何回か取り上げている幸村誠さんが描く『ヴィンランド・サガ』は、西暦1,000年ごろの北欧が舞台。
ヴァイキングの生活に焦点を当てているため、激しい描写がある一方で、主人公トルフィンをはじめとしたキャラクターの描写もとても丁寧に描かれています。
こちらは、現在出版されている最新刊の26巻。
トルフィンが長年戦ってきた復讐という負の連鎖に対しての、ひとつの答えが出た素晴らしい回。
ヴァイキングたちの日常を丁寧に描いているからこそ、ひとつひとつのセリフが心にすっと入ってくるし、彼らが取る様々な選択にも納得ができます。
是非1巻から読み通してほしい作品です。
※原作者幸村誠さんも登壇して『ヴィンランド・サガ』に関して語ったトークイベントはこちら
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