ノルウェーと日本は来年2025年に国交樹立120周年を迎えます。
ノルウェーブランドのアイテムは、長年さまざまなアイテムが日本でも展開がされていますが、「JØTUL(ヨツール)」という薪ストーブ・暖炉ブランドをご存じでしょうか?
ノルウェーで圧倒的シェアを誇るヨツールは、日本で50年以上も前から販売されていて、コロナ禍のおうち需要で近年売り上げを伸ばしています。
今回は、そのヨツールの薪ストーブを直接見ることができるショールームをご紹介♪
ノルウェーと薪ストーブ、暖炉の関係
ノルウェーは、冬が長いこともあり薪ストーブ、暖炉の普及率が日本と比較するととても高いことでも知られています。
薪ストーブや暖炉は、暖かさはもちろん、炎の揺らぎ、薪のはぜる音や香りなどが五感をほぐしてくれます。
そして、薪ストーブに至っては料理をする場所にもなるのです。
ノルウェーでは2013年に、ノルウェー国営放送(NRK)が8時間にわたり暖炉の火をひたすら放映する番組があり、視聴率が20%を超えたこともあります。
それほど、ノルウェーの人々にとって薪ストーブや暖炉は身近なのです。
世代を超えて愛されるヨツールの薪ストーブ
ヨツールは長年さまざまなタイプの薪ストーブを製造していますが、長年人気なのがこの鋳物の薪ストーブ「JØTUL F 500」。
クラシックな形状で、どのようなインテリアにも合わせやすいシンプルなデザイン。
鋳物の薪ストーブを使用する方で良く楽しまれているのが、薪ストーブを使用した料理。
このタイプは天板も広くとられていて、大きめの鍋も余裕を持って調理が可能です。
もちろん天板のみではなく、炉内の熾火(おきび)を活用しての料理も楽しめます。
その際は、写真のように"ごとく"や"キッチンスタンド"を活用しての料理になります。この方法でさまざまな料理を作ることができますが、冷凍ピザでも絶品の味わいになるのだとか。
ヨツール鋳物の薪ストーブは上記のような特徴がありますが、最大のポイントは長く使用できるということ。鋳物で製造されているため、長い使用期間を経ても熱による変形が少なく、扉のゆがみやヒンジの劣化なども最小限。
そして、パーツ交換をおこなうことによって長く使用することができ、なかには世代を超えてずっとヨツールの薪ストーブを使用する家族もいるそうです。
進化し続けるヨツールの薪ストーブ
上部写真の手前に設置されている2つの薪ストーブは、"New Nordic"を世界に発信しているAnderssen & Vollの2人をデザイナーとして迎えて製造されたもの。
鋳物の滑らかさが際立つフォルムは洗練された印象も与えます。また、正面のガラス扉はとても大きく、炉内でゆらぐ炎を存分に眺めて楽しむことが可能です。
薪ストーブ以外にも、薪を割る斧、ストーブの近くに小さなお子さまが来ないようにするセーフティーゲート、そして薪自体なども展示されていました。
ショールームにはノルウェーのアイテムがたくさん!
ヨツールのショールームにはヨツール以外のノルウェー製品も数多く展示されています。
こちらは、ノルウェーの「OYO(オヨ)」というブランドのナイフ。オヨも歴史が長く、創業は1882年。実に140年以上ノルウェーで愛されているブランドです。
こちらもオヨが製作している竹製のカトラリーセット。フェルト生地のケースも付属しているので、アウトドアで使用するのにぴったりのアイテムです。
そしてショールームで目を引いたのは、このトロール人形。
土や天然ゴムなどの自然素材を使って一体ずつ手作りされているので、すべて一点もの。最初見るとちょっと怖いかも知れませんが、眺めていると可愛く感じてくる不思議な人形です♪
「ヨツール」ショールーム アクセス
営業時間:10:00〜17:00(12:00〜13:00は要予約)
営業日:月〜金
休業日:土日祝日・お盆・年末年始
住所:東京都千代田区神田富山町5-1 神田ビジネスキューブ1F
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