【イベントレポ】ムーミンアラビア新作ラブコレクションがフィンランド大使館で発表に!

先日、フィンランド大使館にて、ムーミン小説誕生80周年を記念した特別イベントが開催されました。

会場にはフィンランド大使館のタンヤ・ヤースケライネン大使をはじめ、ムーミンアラビアのデザインチーム、日本赤十字社の代表者など、多くの関係者が登壇。

デザイン、文化、そして人道支援という異なる分野が交差しながら、ムーミンが持つ“やさしさとつながり”の精神を改めて共有する場となりました。




フィンランドと日本をつなぐ「ムーミン」とデザインの価値

LifTe北欧の暮らし フィンランド大使館で開催されたたムーミンアラビアのイベントで登壇したタンヤ・ヤースケライネン駐日フィンランド大使
まず、イベント冒頭、タンヤ・ヤースケライネン駐日フィンランド大使が、今年ムーミン小説が誕生80周年を迎えたこと、そしてその節目の年にムーミンアラビアがさまざまな取り組みを行ってきたことに深い感謝を述べました。

大使は、日本とフィンランドが共有する「シンプルさ」「機能性」「美しさ」「職人技への敬意」といった価値観に触れながら、ムーミンとアラビアの存在が両国の文化をつなぐ象徴になっていると強調。

とくに今年は、ムーミンアラビアと日本赤十字社が協働した「Home Last Collection」の寄付プロジェクトや、大阪・関西万博でのパートナーシップなど、人々に寄り添う温かい活動が多く生まれた一年だったと振り返りました。

そして最後に、「80周年の今年で終わりではありません。これからの新しい発表やコレクションをとても楽しみにしています」と、今後の展開への期待を込めて締めくくりました。

ムーミン80周年に込められた“やさしさ”と“つながり”

LifTe北欧の暮らし フィンランド大使館で開催されたたムーミンアラビアのイベントで登壇したフィスカース副社長ペッカ・サルミさん
続いてムーミンアラビア副社長のペッカ・サルミさんが登壇し、ムーミン80周年の世界的な取り組みについて紹介しました。

まずフィンランド大使館、日本赤十字社、そして会場に集まった多くのパートナーへの感謝を述べました。

そのうえで今回のイベントを「友情・勇気・家族・優しさといったムーミンの価値観を象徴する場」と表現。

80年の歴史を持つムーミンの物語は、戦後の不安な時代に“居場所を求める家族”を描くことで生まれた作品であり、そこには希望や共感が込められていると語りました。

サルミさんは「価値観は戦略より大切」というビジネスの言葉を引用しながら、ムーミンと日本赤十字社のパートナーシップも、まさにその価値に基づいて築かれていると強調しました。
LifTe北欧の暮らし フィンランド大使館で開催されたたムーミンアラビアのイベント
1940年代にトーベ・ヤンソンが描き始めたムーミンの物語は、家族や仲間のつながりを軸にしながら、包容力や思いやりといった普遍的なテーマを伝え続けてきました。

現在では800社以上のライセンスパートナーが活動し、ムーミンは“キャラクター”を超えて世界的な文化・デザインアイコンとして愛されています。

今年の80周年では、中国、ニューヨーク、ロンドンなど世界各地で記念イベントが開催され、ムーミンのストーリーが持つ「人と人をつなぐ力」が改めて示される一年になったとサルミさんは振り返りました。

LifTe北欧の暮らし フィンランド大使館で開催されたたムーミンアラビアのイベントでお披露目された赤十字社とのコラボアイテム
サルミさんは、2025年の80周年を語るうえで欠かせない存在として「日本赤十字社」との協働を紹介しました。

昨年ヘルシンキで行われたキックオフイベントを皮切りに、購入すると寄付につながるコレクション「Home Last Collection」は15カ国以上で展開。

売上の一部が各国の赤十字に寄付され、人道支援の活動を後押ししました。

日本では大阪・関西万博で展示販売が行われ、27万人を超える来場者にムーミンの価値観と赤十字の理念が伝わる機会になりました。

サルミさんは「助けを必要とする人に手を差し伸べたいという想いが両者をつないでいる」と語り、今後の取り組みへの期待も示しました。

2026年は“LOVEの年”──ラブマグ30周年の新たな物語

LifTe北欧の暮らし フィンランド大使館で開催されたたムーミンアラビアのイベントで登壇したヘッド・オブ・デザイン、アンニカ・ティックルさん
ムーミンアラビアのヘッド・オブ・デザイン、アンニカ・ティックルさんは、来年2026年が「ラブマグ誕生30周年」という特別な年であることから、来年一年のテーマが“LOVE”になると紹介しました。

ラブマグは1996年に発売され、今もなお生産が続く最も人気の高いシリーズのひとつ。

その魅力は、ムーミンの物語に息づく“愛、共感、思いやり、そして誰かとつながる温かさ”がデザインに凝縮されている点にあります。

アンニカさんは、ムーミン作品の根底にあるトーベ・ヤンソンの人生観や哲学を、どのようにプロダクトへ落とし込むかを語りながら、20年以上愛され続けているラブマグのイラストの背景にある、複数のコミックストーリーを組み合わせた制作プロセスも紹介しました。
LifTe北欧の暮らし フィンランド大使館で開催されたたムーミンアラビアのイベントでお披露目されたラブマグ30周年を記念した特別なアニバーサリーコレクション
2026年には、ラブマグ30周年を記念した特別なアニバーサリーコレクションが世界同時発売されます。

限定のバックスタンプやスペシャルパッケージが施され、コレクター心をくすぐる仕上がりに。

さらに、“LOVE”の世界観を広げたセラミックシリーズ、グラスウェア、テキスタイル、ホームデコレーションなど幅広いアイテムも登場予定で、展示台にはその一部が並べられました。

これらの新作は、単なる可愛さだけではなく、ムーミンが大切にしてきた「愛とつながり」を日常の暮らしの中で感じられるデザインとして構成されています。

また、日本とのつながりを意識した「HARU」コレクションの存在も紹介され、会場では2026年に向けた期待が一層高まるプレゼンテーションとなりました。

👉2026年に発売される「ラブマグ30周年を記念した特別なアニバーサリーコレクション」を紹介した記事はこちら


LifTe北欧の暮らし フィンランド大使館で開催されたたムーミンアラビアのイベントで登壇したタンヤ・ヤースケライネン駐日フィンランド大使、フィスカース副社長ペッカ・サルミさん、ヘッド・オブ・デザイン、アンニカ・ティックルさん、日本赤十字社の代表者

最後は、フィンランド大使館のタンヤ大使、ムーミンアラビアの皆さん、そして日本赤十字社の代表者がそろって記念撮影。

ムーミン誕生80周年の節目に、デザイン・支援活動・文化交流という異なる分野の思いが一つの場に集まり、温かな空気が会場を包んでいました。

今年はムーミンの“扉がいつも開いている世界”が、日本各地に広がった一年でもありました。

そして来年2026年には、ラブマグ30周年を迎える“LOVEの年”が始まります。誰もが居場所をもてる──そんなムーミンのメッセージを、これからも日々の暮らしの中で感じていけそうです。




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