アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2026(SSFF & ASIA 2026)」のアワードセレモニーが開催され、各部門の優秀賞や特別賞が発表されました。
今年は世界114の国と地域から4,921作品が集まり、その中から245作品を選出。
数多くの注目作が並ぶなか、北欧勢ではノルウェー作品『三人目』がライブアクション部門 インターナショナル優秀賞を受賞しました。
SSFF & ASIA 2026 グランプリ受賞作品
ライブアクション部門 インターナショナル 優秀賞
【第99回アカデミー賞ノミネート候補】

『三人目』
2008年、広州。少年たちは深夜の街を駆け抜け、外の世界へのフラストレーションを発散させる。
彼らが起こした騒動は不意に、オリンピックを歓迎する鮮やかな花火と、国を挙げた祝賀の興奮にかき消されていく。
監督名:フリチョフ・ヨーセフセン & モアテン・ボルゲスタッド/3:51 / ノルウェー / コメディ / 2025

監督【フリチョフ・ヨーセフセン & モアテン・ボルゲスタッド】
ノルウェーを拠点に活動するフリチョフ・ヨーセフセンとモアテン・ボルゲスタッドによる共同監督作品。
これまでコメディ作品やスケッチプロジェクトを数多く手がけてきた二人が、若者たちの不安定な感情や時代の空気をユーモアと皮肉を交えて描き出しました。
ライブアクション部門 アジアインターナショナル 優秀賞
【第99回アカデミー賞短編部門ノミネート候補】

『スピーディ!』(Speedy!)
1989年、ソウル。ジョンミンは、わずか60秒で本を一冊読み終える。
町一番の人気者のような速読の天才になることを夢見ている。
本作はインディアン・ペイントブラシプロダクションズの支援を受けて制作されています。
監督名:ジイン・オ/ 17:48 / 韓国 / コメディ / 2025
ライブアクション部門 ジャパン 優秀賞/東京都知事賞
【第99回アカデミー賞ノミネート候補】

『まわりまわる』
秋の午後、かつて遊んだ公園で再開した“さな”と“あさ”。
たわいもない会話から始まるふたりの時間は、10年前に止まった記憶を回しはじめる。
定点ワンカットで描く、ふたりと、ふたつの「告白」の物語。
監督名:乙木勇人 / 13:26 / 日本 / SF / 2025
ノンフィクション部門 優秀賞
【第99回アカデミー賞ノミネート候補】

『3人の調律師 』
世界でも最も権威あるピアノコンクールの舞台裏で、調律師たちは一か月にわたり完璧な音を追い求める。
彼らの願いはただ一つ、優勝するピアニストが自分たちが調律したピアノで演奏することだった。
監督名:パヴェウ・ピョートル・ホゼパ / 20:00 / ポーランド /ノンフィクション / 2026
アニメーション部門 優秀賞
【第99回アカデミー賞ノミネート候補】

『シャリとライカとミックステープ』
長い闘病の末、シャリは自分が回復しないこと、残りわずかしか生きられないことを知らされる。
困惑する彼女は家族とどう向き合えばいいのか分からない。
現実から逃れようとした瞬間、空は彼女の上で崩れ、シャリは宇宙を漂うことになる。
監督名:キアナ・ナグシネ/ 14:24 / ドイツ、フランス /アニメーション / 2025
U-25 プロジェクト 優秀賞 | 『バックステッチ』
ある休日の昼下がり、暇を持て余した男達。
そんな彼らの前に突如としてもう1人の自分達と謎のボタンが現れる。
彼らは興味本位からボタンを押してみるが...ボタンを巡る“返し縫い”モキュメンタリー。
監督名:髙田 悠悟 / 4:52 / 日本 / SF / 2026
Shibuya Diversity Award | 『僕の髪はどうなるの?』
勇敢な子どもたち、力強い心、髪の毛を超えた強さを見つけ出す。
監督名:エリシュカ・ソファー ・ドジメック/ 9:47 / チェコ /アニメーション / 2026
Tom Yoda Next Frame Awardアワード | 『ノット・ア・バッド・サウンド』
聴診器を手に、街の音に耳を澄ませる男。
騒音に満ちた都市の中で、彼はふとした瞬間に美しい響きを見つけていく。
その小さな発見は、やがて彼自身の心へとつながっていく。
監督名:中村 光輝 / 3:50 / 日本 / ドラマ / 2025
HOPPY HAPPY AWARD | 『運命代行屋』
「運命は作れる」と信じ、出会いを演出する〈運命代行屋〉の男。
かつて運命を信じて傷ついた彼は、偶然の出会いに心を揺らす。
仕組まれた偶然と本物の想いの狭間で、彼はもう一度“信じる”ことに向き合う。
監督名:八木浩貴 / 23:55 / 日本 / ロマンス / 2025
最震賞 supported by CRG | 『心霊写真屋』
監督名:川中玄貴 /2:27
サイバーエージェント縦型アワード | 『AIDOL課長』
冴えない中年課長は、女装とAI加工でアイドル配信者として人気を得ていた。
現実では評価されない男が、仮想の人格で承認を得るうちに、仕事·家庭、そして自分自身との境界が崩れ始める。
監督名:Chavo /20:58 /日本 /ドラマ
受賞作品・ノミネート作品をオンラインで視聴

「SSFF & ASIA 2026」では、ライブアクション部門、ノンフィクション部門、アニメーション部門のノミネート作品を中心に、映画祭オンライン会場「オンライングランドシアター」で配信しています。
映画祭会場へ足を運べなかった方でも、自宅から世界各国の短編映画を楽しめる貴重な機会です。
配信期間は2026年6月30日(火)まで。
視聴には動画配信サービス「LIFE LOG BOX」への会員登録が必要で、オンライングランドシアター鑑賞パスポートは2,500円で販売されています。
パスポートを購入すると、配信期間中は対象作品を何度でも視聴可能。
なお、一部作品は日本国内限定配信となっているほか、プログラムごとに視聴できる作品が異なります。
ノルウェー作品『三人目』の受賞はもちろん、韓国、ポーランド、ドイツ、フランス、日本など、さまざまな国や地域の物語に出会えるのも「SSFF & ASIA」の魅力。
短い上映時間の中に込められた世界各地の視点や価値観に触れながら、お気に入りの一本を見つけてみてはいかがでしょうか。
▶︎「SSFF & ASIA」オンライングランドシアター詳細はこちら
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