先日のNHK「世界はほしいモノにあふれてる」を観て、どうしても食べたくなったスウェーデン伝統料理の"ヤンソンさんの誘惑"。そこまで難しそうな料理でもなかったので、実際に作ってみたところ、手軽に作れて家族にも大好評。ちょっとしたパーティーでも活躍しそうな料理でした。
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|"ヤンソンさんの誘惑"必要食材
今回は大人2人、子供(小学校低学年男子、3歳児女子)計4名分を目処で作っています。用意した食材はこちら。
①アンチョビ フィレ
②玉ねぎ(大)1個
③ジャガイモ(中)5個
④生クリーム 200ml
写真以外の調味料は、パン粉とバターくらい。色々調べたところ、アンチョビはスウェーデンで販売されているような、砂糖、塩、スパイスや酢などで味付けされているものの方が美味しくできるそうなのですが、普通にスーパーで販売されている今回のようなアンチョビフィレでも全然問題ありませんでした。
生クリームもお好きなもので大丈夫です。
"ヤンソンさんの誘惑"作り方
それでは、実際に作っていきましょう。
材料を切る
まずは、玉ねぎを薄切りにし、ジャガイモは細切りにします。一番手間がかかったのはここの工程ですが、切るだけなので、ここは愚直に進めます。
アンチョビはフィレ状態で入っていたので、こちらも5mmくらいの四角に切る感覚で細かくしていきます。出来上がった状態が上の写真。
玉ねぎを炒める
熱が通ったフライパンにバターを入れて溶かします。油がわりになるので、ちょっと多めがおすすめ。
弱火でじっくり玉ねぎに火を通し、しんなりするくらいまで炒め、お皿に取り分けておきます。
耐熱皿に食材を敷いていく
次は、耐熱皿に食材を敷いていくのですが、その前にやるべきことは、耐熱皿にバターを塗ること。意外にバターを塗る方法を知らない方もいらっしゃるかもしれないので(僕もそうでした)、オススメを1つ。
サランラップを指に巻く方法です。ちょっと大きめにサランラップを切って、利き手の人差し指、中指に巻きます。その2本指でバターを取って、耐熱皿に塗っていく。
これで手軽に、かつ均等にバターを塗ることができます。
そして、いよいよ食材を敷いていきます。順番はジャガイモ→玉ねぎ→アンチョビの順。耐熱皿の全体にジャガイモが敷き詰められたら、玉ねぎをその上に、そしてアンチョビを全体にまぶすようなイメージです。
今回の分量だと、それを2回繰り返す感じでした。1つ注意は、最後はジャガイモで終わること。今回だと、ジャガイモ→玉ねぎ→アンチョビ→ジャガイモ→玉ねぎ→アンチョビ→ジャガイモ、という感じ。
生クリームそしてパン粉
以上まで完成したら、その上に生クリームを投入。こちらは全体にかかるように満遍なくを意識してください。そしてその上にパン粉を適量、こちらも全体にまぶしていくような感覚です。オーブンに入れる直前の様子が下の写真。
あとはオーブンにお任せしたら完成!
あとはオーブンに入れてこんがりと焼くだけ。オーブンの温度は200度、焼く時間は40分〜50分。表面がこんがりすればOKです。
出来上がりはこんな感じ。レシピを文章にすると工程が長く感じますが、やってみるとあっという間に手軽にできてしまうのが"ヤンソンさんの誘惑"。
実際食べてみると、ポテトグラタンのような風味に、アンチョビが隠し味で効いていて絶品!
ビールやワインなどの相性も良いので大人は満足するはず。一番びっくりだったのが、7歳の息子も「美味しい!」と言って食べていたこと。
|"ヤンソンさんの誘惑" 名前の由来
"ヤンソンさんの誘惑"というインパクトのある名前ですが、これはスウェーデンに昔存在した、菜食主義者の宗教家エリック・ヤンソンさんが、この料理の香りと見た目に誘惑され、思わず食べてしまったというところから名付けられたそうです(諸説あり)。
お子さんに食べさせるのであれば、そんな話もしてあげると良いかもしれません。実際に僕もそのストーリーを子供に話してあげたら、料理にとても関心を持って食べてくれました。
ということで、簡単に作れるスウェーデン伝統料理"ヤンソンさんの誘惑"。ちょっとカロリーが気になる料理ではありますが、皆さんも作ってみてくださいね!
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